オプション取引とは?(買い専用)


日経225(平均)先物に派生するリスクヘッジを目的として開発された商品で、

@ 対象となる資産を               原証券(日経225先物)
A あらかじめ定められた期日に        権利行使日(満期日)
B あらかじめ定められた価格で        権利行使価格  
C 買付ける権利               コール・オプション
D または、売付ける権利          プット・オプション

の取引です。

今回お話するのは、
一言で言うと日経225先物の「売り買いの権利」の取引です。
上記の通り、買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションと言います。
権利の売買なので、通常考えられない様な投資効率を生み出す訳です。
ちなみに、小さなリスクで大きなリターンを得る事をレバレッジ(効果)と言います。

例)
11000円のコールオプションとは「日経225先物を11000円で買える権利」となります。
つまり、現時点の日経225先物の価格に関係なく、期限内に11000円で買う事ができる権利と解釈します。

では、11000円のプットオプションはどうなるでしょう。
日経225先物の価格に関係なく、期限内に11000円で売る事ができる権利、ですね。

どの様な値動きをするのかと言いますと、

日経225先物が上昇すると、
コールオプションは上昇し、プットオプションは下落します。
日経225先物が下落すると、
コールオプションは下落し、プットオプションは上昇します。
つまり、日々の日経225先物の変動によって、オプション価格も日々変動するわけです。

例えば、日経225先物が、上がると思えば、上がれば得する権利であるコール
    日経225先物が、下がると思えば、下がれば得する権利であるプット
買って、利益がでれば売れば良いわけです。
解かりますよね。

あらかじめ定められた期日はどの様になっているのか、
ここが、最も株式投資と異なる点ですので注意しておいて下さい
日経平均先物オプションの場合は、一ヶ月毎に清算されます。
期日において、
権利行使価格≧日経225先物、の場合のコール
権利行使価格≦日経225先物、の場合のプット
いずれも、権利が消滅し、0円となります。
つまり、オプション取引とは一ヶ月間限定の権利の売買なのです。

簡単にオプションについて説明しました。
秘策の中では、基本についても実際に取引できるレベルまで詳しく説明してあります。
聞きなれない分、難しそうに感じるかもしれませんが、1日もあれば必要な知識はマスターできます。
また、売買に関しては、株式の取引と殆ど同様であるので、

誰にでも容易にできますし、
対象が日経平均先物だけですので、株式投資よりもはるかにシンプルです。




Copyright(C) 2004 18kabu.com All Rights Reserved.